2015
01.24

金利の動向

日刊 Well Life通信


これからの金利の動向はどうなるのでしょう。

「金利」というのは、要するに”おカネの値段”ということです。

ですから、モノの値段と同じように、欲しい人が多くなれば金利は上がります。

1980年代後半のバブルの前後は、設備投資や財テクに使おうとして、みんながその元手となるおカネを欲しがりました。

その結果、金利は上がり続けて8%前後にまでなっていました。

その後、バブルがはじけて景気が悪くなると、投資や財テクの需要は減ってその元手となるおカネを欲しい人も減りましたから、金利はどんどん下がっていきました。

1998年以降は1%前後というとてつもない低い水準で推移していました。

そして、現在新発10年国債利回りは0.5%程度です。( 2014年 11月 18日 終値: 0.505% )

先に、金利というのはおカネの値段で、欲しい人が多ければ上がると言いました。そう考えると上記のグラフを見る限り、おカネの人気は下がりっぱなし・・・。

普通、おカネが欲しい人が増えるのは景気がよくなった時です。

こういう時に金利が上がるのは当然で、いわば「いい金利上昇」です。

ただもう一つの要因として、どんどん国が借金をしていき、だんだんみんながこれはもう返せないんじゃないかと思うようになると、金利の指標である国債はよほど高い利回りでないと誰も買ってくれなくなり、その結果、金利が上がることもあります。

これは「悪い金利上昇」で、今の日本はこれを心配しなくてはいけない状況にきています。

その理由は、国の税収が予想以上に減少して、国債の発行額が予想を大きく上回り続ける可能性があるからです。

もし、今、私がマイホームを購入するのであれば、住宅ローンは絶対に固定金利です。

変動金利ですと金利が跳ね上がっていくリスクがありますから、なるべく固定金利に切り替えておくべきです。

今後の金利動向について、投資家は警戒感を持つべき